[2024年展覧会ご案内]
平井真人 現代型染 *世果報(YUGAFU)=沖縄の言葉で「平和で豊かな世」の意。 |
平井真人の現代型染
沖縄の風土と伝統が織りなす新たな表現
平井真人の現代型染は、沖縄の自然や文化、そして歴史が深く根ざした、独自の表現世界を築いています。京都で近代型染の技法を学んだ後、1978年に沖縄に移住した平井氏は、紅型という伝統技法を学びながら、沖縄の豊かな自然や人々の暮らしの中で得たインスピレーションを作品に投影させてきました。
平井氏の作品の特徴は、近代型染の自由な表現と、紅型の伝統的な技法が融合している点にあります。大胆な構図と色彩、そして幾度と起こった自然災害、原発事故への憤りを布という素材へ昇華させ生み出される作品群これらの作品からは、作者の自然と共生を願う祈りが込められ見る者に共感を与えています。
平井 真人 Hirai Masato プロフィール
1950年 兵庫県神戸生まれ
1974年 京都精華短期大学(現・京都精華大学)美術科染織コース専攻科修了
1978年 沖縄に移り住み、紅型を研鑽。
1982年 第24回日本工芸公募展(内閣総理大臣賞)
1990年~2019年 集団「AUF」展(京都市美術館)・他
1990年~2003年 「染・清流展」(京都市美術館・目黒区美術館)
1994年 「アジアアート」沖縄/日本・韓国交流展・招待
(沖縄コンベンションセンター ・那覇市民ギャラリー)
2000年~2019年 アジアファイバーアート展(アジア各地)
2000年 アジア繊維造形美術展(徳恩美術館/ソウル)
2009年 平井真人「YUGAFU-世果報」(東本願寺ギャラリー/京都)
2011年 「命ど宝-沖縄戦から学ぶ」展(サンフランシスコ)
熱風造形展(浦添市美術館)
2014年~2016年 アジア環境アート展(蔚山/韓国)
2017年 平井真人「YUGAFU-蔓草ノ杜」東本願寺・しんらん交流館
2017年 平井真人 布染術 (ギャラリープルミエ/沖縄)
2019年 平井真人 布染術 (ギャラリープルミエ/沖縄)
2022年 平井真人 現代型染~記憶のカタチ50年~(琉球新報社 ギャラリー)
2022年 平井真人 現代型染~記憶のカタチ50年~Part2(ギャラリープルミエ/沖縄)
2024年 第23回奄美を描く美術展 佳作受賞 (田中一村美術館)
個展/1976年ギャラリー16(京都)より県内外、アジアで開催。
現在:アジアファイバーアート展会員
地域文化遺産研究会主宰
沖縄県立芸術大学 元非常勤講師
京都造形芸術大学 元非常勤講師
元「AUF」 会員
2022年4月 平井真人 現代型染~記憶の形50年~
琉球新報社本社2F ギャラリーでの展覧会
2022年5月 平井真人 現代型染~記憶の形50年~ Part2
ギャラリープルミエでの展覧会
2024年 「第23回 奄美を描く美術展」佳作
琉球新報記事より
ギャラリープルミエ
沖縄県中頭郡北谷町上勢頭811-3
営業時間:11:00~19:00
美術・工芸品の販売、展覧会企画、貸しギャラリー運営、額の販売、レンタル絵画、肖像画注文制作