―縄文の美に魅せられて、陶灯りに生きた情熱―
2023年8月、惜しまれつつも80歳で逝去された陶芸家・宮里朝善氏。 氏の作品は、縄文土器の火焔土器に感銘を受け、陶芸の道へと進むことを決意したことから始まりました。
本展では、宮里氏の初期の作品から晩年の作品までを一堂に展覧いたします。
日々の生活で使用する器などを始め、陶から溢れる灯りに魅了され制作に力を注いだ陶灯りは、壁面に投影される幻想的な灯りまでお楽しみいただけます。
2006年~2012年の間にギャラリープルミエで7回の企画展を開催するなど、数多くの人々に感動を与えてきました。
常に新しい表現に挑戦し続けた宮里氏、その作品は、力強く、そして繊細です。
自然の造形美を写し取ったようなフォルム、鮮やかな色彩、そして独特の文様。
氏の作品は、観る者を魅了し、そして感動を与えます。
宮里朝善氏の作品を通して、縄文の美、そして陶灯りの世界に触れてみてください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
2021年展示会
リウボウ会場
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プルミエ会場
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作家プロフィール
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宮里朝善 陶歴(Miyazato Cyozen)
■経歴
1943年 沖縄県沖縄市生まれ。
1995年 洋服職人から陶芸職人を志す。
1998年 名幸花鉢工場にて独自陶芸の研究に入る。
2002年 名幸花鉢工場にて独自陶芸の研究を終える。
2003年 宮里陶芸工房設立。
2008年 琉球古典焼保存愛好会評議員。
2009年 琉球古典焼博物館設立準備委員。
2023年 80歳で逝去
■活動
2000年 琉球の陶土「クチャ」の研究に入る。
2005年 リウボウデパートを始めとして、この年より個展を各地で開催。
2006年 幻の陶磁器「琉球個展焼」の研究に参加。
2007年 ITUYOアート&クラフト展「琉球の素顔」に参加。
2008年 消えうせた琉球古典焼の技法再現に取り組む。
2009年 アート&クラフトレボリューションプロジェクトエクスプレスに参加。
2010年 100余年を経過した琉球古典焼の「魔除獅子香炉」の再現に成功。
■実績
2005年 宮城邸邸内のエフェクト照明・シーサー・他(沖縄/12作品を使用)
2006年 OCN/沖縄ケーブルテレビ「灯り」に出演。
2006年 宮城別邸内のエフェクト照明・シーサー・他(沖縄/18作品を使用)
2006年 琉球放送「街の匠」に出演。
2007年 石川邸邸内エフェクト照明・シーサー・他(沖縄/6作品を使用)
2007年 當銘邸邸内エフェクト照明・シーサー・他(沖縄/6作品を使用)
2007年 カフェ「キャテリアム」の間接照明を担当(東京/下北沢)
2008年 琉球放送「ウチナー紀聞/琉球古典焼」に出演
2009年 伊禮邸邸内の間接照明を担当(沖縄/32作品を使用)
ギャラリープルミエ
美術・工芸品の販売、展覧会企画、貸しギャラリー運営、額の販売、レンタル絵画、肖像画注文制作
沖縄県中頭郡北谷町上勢頭811-3 営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜日・水曜日(展示会期間は除く)